藤江広子作品集
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Hiroko FUJIEの作品づくり

私たち日本人は昔から、漆器や陶器などを大切に手にとって、じっくりとその美しさを愛で、その感触をいとおしみながら暮らしてきました。
ジュエリーの場合、西洋の人々は権威の象徴として、また財力や権力を表すものとして、遠くから見える効果を最大限に生かすようにデザインし、つくってきた伝統があるように感じます。
私は、日本人の本来持っている、近くに寄って物を見、手に収めてその肌ざわりを楽しむ繊細な感性を大切に、永く持つほどに愛情が増し、次の世代に伝えていきたいと思うような、そんなジュエリーをつくりたいと願って製作にあたっています。

● Chiara(キアラ)シリーズは
Chiara(キアラ)は、自分自身の価値観を大切にした若い女性たちと、その母親世代が共用して楽しむことのできるジュエリーのシリーズです。 ただ流行を追うのではなく、あるいは、いたずらにブランド品を求めるのでもなく、例えば祖母の大切にしていた古い品をいつくしんだり、美術館めぐりを楽しんだり、時間があれば自分でも絵筆を握ったり…そんな、自分自身のライフスタイルをしっかりと持った女性たちをイメージしてつくっています。
シャープな幾何形態が主流ですが、若い人たちに楽しんで付けていただけ、同時に、母親が付けても軽すぎず安っぽくならないようにデザインしています。
リングの場合は、金属が冷たくなく、肌に着けてもやさしい感触であることを大切に考え、立体感があるのに指につけても邪魔にならない限度のボリュームにしています。

 

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